母の代から、食品添加物や農薬について考えていました。
子供ができてからは更にです。
だから、忙しいお母さんが、子供に安心して出せるレトルトを作りたかったのです。
お母さんは忙しい。でもスーパーマンじゃないから、疲れるし、病気もします。だけど寝込んでなんていられないんです。
かわいい子供がおなかをすかせてるから。
そんな時、外食や買い弁に頼ることもあります。だけど、なんだか罪悪感を持つんです。
なぜかなあ、ごはんはお母さんの手作りでなければならないからかなあ?
そんなことないですよね。もちろん、お母さんの手作りは大事。
だけど、こどもを見てあげることはもっと大事。
お母さんが休むことも大事。
たまには、ごはん作りお休みして、こどもとまったりもいいじゃないですか。
わたしは一日中そうしていたいですよ。
そして罪悪感のもう一つの理由は、外食や買い弁の材料や添加物が気になるところ。
これは気にならないお母さんもいますが、わたしは気になっていました。
だから、申し訳ないなあって。体調悪いのに無理して家でごはん作ることもありました。
以前、こんなことがあったんですよ。
お弁当やさんでママ友とばったり。そしたら彼女、いきなり、買い弁の言い訳を始めたんです。
言い訳なんてしなくていいんだよって言ってあげたかった。
だから、お母さんが、あえて食卓に出したくなる美味しくて安全なレトルトカレーを作りたかったんです。
わたしの夢かなあ。
そんな時、熊本地震に遭いました。死ぬかと思った。
県内のたくさんの人に助けてもらいました。自衛隊にも、行政にも助けてもらいました。
日本中の店長仲間が本気で助けてくれました。
みんなお返しはいらないと。じゃあ、わたしのみんなに抱き着いて鼻水ずりずりしたいくらいの感謝の気持ちはどうすればいいのだと、ずーっと考えてきました。
きっと、わたしが元気になってやりたい事やることが恩返しになるって考えました。
だから、ずっと夢だったレトルトカレーを作ろうと思いました。
うん、みんなに食べてもらおう!って思うと、元気がむくむく湧いてきました。
作成過程で、食品工場の社長さん、専務さんと話すうちに、材料は熊本県産でっていう気持ちも固まりました。
そしたら、気づいたんです。わたしがカレー作って頑張って売れば、それは熊本の農産物が売れることと同じだって。
そしたら、またもっともっと、元気が湧いてきました。
熊本の為になる!
完成したカレーをわたしが抱き着いて鼻水ずりずりしたいくらい感謝してる人たちに食べてもらえる喜び!元気になった報告!
もうすぐ完成します。楽しみでわくわくが止まりません。
※上の写真は店長仲間50名が大阪に集結したとき。下の写真は去年の大阪だんじり。店長仲間との大人の遠足にひととき。
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